「店長のひとりごと」福岡県うきは市の写真の松屋株式会社

べビーサンタ（赤ちゃんサンタさん）の写真展

クリスマスまでの期間中、ベビーサンタ（赤ちゃんサンタさん）の撮影に参加して頂いたお子さんの写真をご紹介します。

今日のサンタさんは、かいせいくんサンタ（１才1ヶ月）さん。

撮影した写真でクリスマスカードを作ってみました。

かいせいくんは、生後１ヶ月のお宮参りから撮影させて頂いています。
お兄ちゃんがいるのですが、お兄ちゃんとすごく仲良しです。
今回の撮影では、お兄ちゃんがお手伝いしてくれて私たちと一緒にあやしてくれました。

※掲載させて頂く許可を頂いた方のみ、ブログに載せさせて頂いています。

こんにちは！店長の松尾勝彦です。

１２月と言えば「大掃除」

そこで、あしあと通信１１月号で「整理の本」「整頓の本」（各１冊千円：税込）を再びご紹介した本がありました。
この本はすごくて、僕が３年前から学んでいたことがわかりやすく書いてあります。
しかも漫画で書いてあって、面白いです。
読みながら、よくココまで細かく書けるなぁ～！と感心してしまいます。
大人が読むと１時間で読み終えると思います。
漫画なので、小学３年生以上のお子さんでも読めると思います。
ここでは本の題名はご披露できませんが「写真の松屋」店頭で販売しています。
ご興味のある方は、ぜひお店に足を運んでお買い求め下さい。

そもそも僕が「片付け」に興味を持ち始めたのは３年前。
それまで片付けが全くできませんでした。
「僕にはできないのだ！」とあきらめていました。

また当時「忙しい！忙しい！」が口グセでした。

当時を振り返ると
「お客様にもっと喜んで頂きたい！」という想いで、新しいことを始めます。
そうすると、今までの作業は残ったままなので仕事量や作業量が増えます。
だから仕事や作業する時間が取れなくなり、仕上げの作業が遅れて、納期が遅くなり、お客様から「どうしてそんなに納期がかかるのですか？」と言われていました。

しかし当時は「おもてなし」をするためには一見ムダなことも大切なんだ！と思っていましたので
チェーン店のように効率を重視すると、思いやりのあるサービスができないと思っていました。

そんな時に、たまたま先輩から「サービス生産性向上」の勉強に誘われたことがキッカケで、人生が大きく変わりました。

僕の「サービス生産性向上」の基礎を教えて頂いた先生の本です。
本の中には、僕が憧れている「おもてなし日本一の旅館：石川県　加賀屋旅館」のことも書いてあります。

「サービス生産性向上」とは、
生産性を効率よく上げて、お客様に対するサービスをさらに上げる
という考え方です。

その頃の僕の考えていたことは反対で、お客様に対するサービスを上げると、手間と時間がかかり、生産性が下がっていく流れになっていました。

何を変えるのか？というと
「職場の整理整頓」と「作業の分解」です。
たった整理整頓だけで変わるの？と僕も思っていました。

なぜなら
それまでの考え方は
・探す時間が勿体ないから、いたるところに備品を散乱している
・移動距離が勿体ないので、周りにモノがあふれている

以前の机の中です。
中がグチャグチャになっています。

僕は「サービス生産性向上」を学び始めて、

「片付けは科学だ」と思いました

・ないものがわかるようにする
・色分けする
・床に線を書く
・移動距離を短くする
・置き場が決まっている
・元に戻さなくても、収納ができる
それまで、まったく考えてもなかった考え方でした。
工場などで行われている「５S（整理・整頓・清潔・清掃・しつけ）」といえばわかりやすいかもしれません。
今までできていないのは、性格のせいではなくて、ただ学んでなかったからだと思ってしまいました。

実際に、実践してどんな風に変わったかというと

学んで、自作で下敷きを作ってみました。
備品１つ１つにシールで名前をつけています。
この名前を入れるたったこれだけのことで、モノが無くならないようになります。

おかげで

・今使っているボールペーンは替芯を変えて使っていますが、３年間同じボールペーンを使っています

・探し物をしなくなったので、時間に余裕が生まれ、好きな映画を映画館でたくさん見ることができるようになりました

・無いものが、一目でわかるようになりました。（以前はないものが何かわかりませんでした）

・無駄なお金を使わないで、今まで買えなかった好きなモノが買えるようになりました

・作業効率が上がり、納期が早くなりました

・在庫の数が一目でわかるので「いつか使うから」といった、ムダな買い物をしなくなりました

・作業スペースがスッキリしますので、集中力が増します

・商品の発注のタイミングを事前に決めていますので、在庫が減って来ても安心です

・おかげで過剰在庫を持たなくなりました

・結婚１２年目で、初めて妻に誕生日プレゼントを買ってあげることができ、妻から喜んでもらいました

上記のように整理整頓を始めて「お金」と「時間」がつながっていることに気付きます。

整理整頓が、うまく行き出しているサインは「棚が減り出すこと」です。
棚が必要で、買ってこようかな！と思ったら、ちょっと危ないかもしれません。

本当に学んで、良かったと思います。
先輩誘ってくれて、ありがとうございました。
もし知らなかったらと思うとゾッとします。

整理整頓をすると、ムダな時間とムダなお金を使わなくなります。
余った時間と、余ったお金でお客様に対するサービスを向上させることができるようになったと思います。

最初は、５Sの基礎知識が必要ですが、１回ルールを決めると崩れなくなります。
最初は、ルールを決めるのが大変ですが、後が楽になります。
よく「会社では、ちゃんと片付けるけど、家では片付かない」と言う方が多いのですが
その理由は、会社では誰かが片付けるルールが決めてくれるからです。

しばしば「時間ができてから片付けよう！」と思ってしまいますが、
片付けも、貯金も同じ様ですが思いついた時から始めないと、「時間ができたから」または「お金が余ったから」では
できない（しない）そうです。

ぜひこのことを踏まえて、今年の年末の大掃除から試してみませんか？