2019年03月27日
金のタマゴを産むガチョウの育て方
お金のことを真剣に考えたのは?
昨年50歳を前に、ふっと考えてみたら、
自分のやっている仕事が、
エンドレスに続く「消費型」と気付いたことでした。
自分が健康で頑張れる時は良いが、
もし動けなくなった時に収入がないこと。
このことに気付かされたのは、
僕の所属する同友会での理事会(各支部長や、福岡県同友会のトップが参加する会議)に
参加していて、周りを見回した時でした。
それは
「この中で、多分一番収入や売上規模が低いのは僕ではないだろうか?
でももしかしたら一番仕事をしているのは僕かもしれない?
なぜこのような結果になるのだろう?」と思ったことがキッカケでした。
その会議の中には、従業員800名の社長さんもいらっしゃいます。
この現実を知った時に、頭に中に浮かんだ言葉があります。
それは
「一生懸命頑張っても、発展する会社にはならない」と言うことです。
大事なのは「発展する会社を作るために、一生懸命頑張る」だと思いました。
だから、未来を描きながら、今を頑張ることが大事ではないどろうか?
例えるなら
「富士山に行こうと思わない限り、富士山に着くことはなくて、
『たまたま運が良く富士山に着いた!』と言うのは本当に希なこと」
これがお金でも同じであることに気付いたんです。
機会があれば、
いろんな方に「もし金のタマゴを産むガチョウのタマゴをもらったら、
どうしますか?」と尋ねると、
多くの方が「大事に育てます!」と言います。
しかし毎月ちゃんと「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」を
もらっているのに気付いていません。
では僕らがもらっている「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」とは何か?
それは「お給料」です。
そのことに多くの方が気付いていないのです。

今回、アップした写真は「お金の基本」を教えてくれる本です。
僕のおススメの本です。
もう少し大きくなったら長男に読み聞かせようと思っています。
これらの本の共通点は
「みんなお金持ちになってるけど、みんな最初はお金を持っていないこと」。
どうやってお金を貯めて、増やすか?のことが書かれています。
これらの話を10代で知っている?いない?は、大きいです。
なぜならお金の使い方は、習慣だから。
お金の使い方が変わるのは、
高校を卒業した瞬間からです。
なので、この時期にちゃんとお金の性格を知ってほしいのです。
理由は
①お金の管理を学んでない
②今までお小遣いをもらってない方が多い
③アルバイトを始めて、急に高額のお金が手に入る
④最初にローンで車を買う。ローンが当たり前になる
⑤欲しいものがたくさん目の前に現れる
ローンの良さを知ってしまうと、
なかなか抜け出すことができなくなります。
田舎に住んで、高校卒業して車が必要になります。
だから最初の車をローンで買うのは仕方がありません。
でもそれ以外は、絶対しないことを教えてあげること。
またローンで買った車の変え変える時期を
いつまで(できるだけ長く乗る。ローンが終了した後もローンが残っていると思ってお金を貯める)と決めて、
次回の車の買い替えは「現金」で買うことを教えてあげることが大事です。
そうしないと「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」という
「お給料」をもらっても、お給料をもらう前から割ることが決定していることになります。
また残ったお給料の使い方を意識していないと、
知らず知らずに「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」無くなっています。
僕の尊敬する本多静六さんの本「私の財産告白」の中で
本多さんは収入の1/4を先に天引きするようにして、
給料の3/4で生活することを勧めてあります。
1/4のお金を毎月貯めていき
「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」を育てること。
給料の3/4で生活する習慣を早く身につけることが大事です。
これができる様になると、モノを買うことが少ないので、
お部屋が片付けやすくなります。
しかし若い時はお金を使う誘惑がたくさんあります。
この誘惑に負けないことも大事です。
では最後に
「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」が育つまでどれくらいかかるのか?
いろんな本を読んでいて言えることは「30年」です。
お金の面白い習性は、コツコツ時間をかけて育てると、
急に大きく育ち始めます。
その理由は「複利効果の力」が加わるからです。
お金持ちと、そうでない方のお金の使い方の
お金の使い方の話を書いて終わりたいと思います。
お金持ちでない方は「100万円貯まったら旅行に行きます」。
お金持ちの方は「100万円が利息を産んで貯まってから旅行に行きます」。
利息だったら、いつまでたってもいけないと思うかもしれません。
でも100万円を使ったら、
「金のタマゴを産むガチョウのタマゴ」を食べたことになります。
お金はコツコツ時間をかけて貯めていくことが大事です。
僕は長男が生まれてもらったお祝い金のお金を
毎月「投資信託」に預けています。
そうすれば長男が30歳の頃には、
お金のために働くのではなくて、
お金のことを心配しないで好きな仕事ができるのではないか?と思っています。
長男が小学生になったら銀行や証券会社に行ったり、
「世界の話」「経済の話」「お金の話」をしてあげることで、
勉強する大切さや、知る楽しさがわかるのではないかと思います。
ただ気を付けたいのは、息子の人生は息子のものなので、
息子を育てることを投資と思わないようにしています。
息子が親の言うことを聞くわけがありません。
なぜなら、僕がそうでしたから。
だから僕は息子が独り立ちをするように
サポートに回るだけだと思うようにしています。
こんな話の勉強会をやります。
良かったら参加してみて下さい。

追伸
読んでもらってありがとうございます。
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Posted by 写真の松屋 at 09:07│Comments(0)
│店長 松尾勝彦
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