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2019年05月19日

片付けの面白さ 「頑張るのをやめてみる」


久しぶりにブログを書きます。
理由はないのですが、約1か月ブログも、Facebookも書いていません。

その間に、もう一つやめてしまったことがあります。
それは「お酒」です。
30年間、ほぼ毎日飲んでいたお酒を4月10日から、
深い理由はないのですがやめました。
おかげで、お金を使わないのと、夜が長いです(笑)

今日は久しぶりに片付けの話を書いてみたいと思います。
タイトルは「頑張るのをやめてみる」。

片付けができない頃の僕には、
「頑張るのをやめてみる」は、到底考えられないことでした。

当時は「頑張るのをやめてみる」は、
マイナス的な考え方だと思っていました。

だから、
「頑張らないから、うまくいかない」と思っていました。

当時の僕の作業場の写真です。
片付けの面白さ 「頑張るのをやめてみる」

写真を見て思い出すことは、
よく頑張っていたと思います。

でも、頑張っているのに
うまくいかない・・・・。

「なぜ?」

当時の考え方を振り返ってみますと、
口癖は「忙しい!」「時間がない!」でした。
よく探し物をしていたと思います。

100均に行けば、
毎回「はさみ」「ホッチキスの歯」を、
ホームセンターに行けば、
当時使っていた「4色ボールペン」を買い貯めしていました。

そして買うたびに
「どうせ使うから!」
「使えばなくなるから」
「探す時間がもったいない」
こんな感じでした。
間違っていると全く思っていませんでした。
今思い返せば、恐ろしい考え方です。
その理由は、この考え方を通せば通すほど、お金が貯まらなくなります。

また「忙しい!」のを、改善してくれる手立てが
「時間をお金で買うこと」と思っていましたので、
全くお金がたまらない状態になります。

その典型が、スタッフの雇用でした。

雇用をすれば、自分の時間ができると思ってました。
でも、環境を作らない限り、これもムダになります。

僕の当時の思考を例えると、
お部屋が散らかったいる。
片付ける時間がない。

これを解決するために「ルンバ」を買う。
ルンバが頑張ってくれれば、自分が動かなくても部屋が綺麗になる。

ルンバを買う。
走らせてみる。
床にモノが多いので、ルンバが走れるスペースがない。
しかし片付ける時間がない。

結果、ルンバを使わなくなる。
結局、ルンバを買ったおかげで
①お金が減る
②ルンバの置き場がない
③さらにモノが多い部屋になる
こんな感じでした。

この思考で、生活していますので、
どんどん状況は悪化していきます。

結果、たどり着くのは
「作業スペースが狭いから、うまくいかない!」ので、
もっと広い作業スペースがほしいとなります。

しかし作業スペースを増やすと、
①スペースが広くなれば家賃などの固定費が上がるので、お金が貯まらない
②広くなれば、その分モノが貯まってくるので、お金が減る
③広くなった分、移動距離が長くなるので、時間が奪われる
④広くなった分、掃除をするスペースが広くなり、時間が奪われる
このような状態を招くことになりますが、当時は全く意識もできませんでした。

このような状態を、一新してくれたのが「片付けの考え方」です。
考え方を180度変えてくれました。

たまたま先輩に誘ってもらった「片付けの勉強会(正確には5Sの勉強会)」で、片付けのすごさを知りました。

当時は「片付け」が全くできませんでしたから、衝撃でした。
片付けを知れば、だれでも再現できるので「片付けは、科学!」だと思いました。

そして「片付けができるようになれば、もしかしたらうまくいかない自分を変えてくれるのかもしれない」と思いました。

そして「うまくいっている自分」をイメージできたのです。

今、振り返ってみると
このうまくいっている自分をイメージできたことは大きかったと思います。

「うまくいっている自分をイメージすること」
これができるようになったことで、ブレなくなりました。

そして、片付けを断行しました。

当時を振り返ると、いくつかの問題点がありました。
①スタッフさんが定着しない
②休みが少ない、残業が多い

どれくらい大変だったのか?
「スタッフさんが定着しない」は、5年間で約20名の人が入れ替わっていました。

なので、
「求人→面接→教育」をエンドレスに繰り返していました。
今、振り返ってみても、当時 悪い意味でよく頑張っていたと思います。

そして、毎回使っていた言葉は「仕方がない!」でした。

こんな状態の中で、片付けを始まるわけです。
今振り返ってみても、恐ろしい状態です。

当時は
・撮影の仕事と、作業
・求人→面接→教育
などを行って1日13時間くらい仕事をしていました。
この状態の中で、片付けをするには、本当に時間がありません。

しかし片付けは、リーダーが率先して、やらないといけません。
その理由は、片付けをスタッフに任せて、必ずリバウンドします。

その大きな理由は、スタッフには捨てて良いものがわからないから、
不要なものも、そのまま並べて、モノを整列させます。

見た目はキレイで、うまくいっているように見えますが、
モノの量が減っていませんので、数日後に必ずリバウンドします。

これが片付けにはリーダーや、トップが必ず参加しないといけないという
僕の持論です。

しかし絶対的に時間の確保が難しい状態で、どうやるか?

それは
「うまくいっている自分をイメージすること」でした。

これができたから、コツコツ続けられることができました。

そして、社内が劇的に変わりました。
①探し物がない
②買い物の回数が減った
③お金が貯まる
④休みが増やせた
⑤残業が無くなる
⑥スタッフさんが定着する
⑦仕事の質が上がる
⑧気持ちに余裕ができる
⑨長男が誕生したこと
⑩旅行に行く回数が増える
⑪新しいことにチャレンジできる
などなど、こんな感じです。
なので、片付けのすばらしさを多くの方に知ってもらいたいと思っています。

最近は、
①なぜ時間が失ってしまうのか?
②なぜ多くの方が片付けできないのか?
などの、そもそもの話に興味があって、いろいろ調べています。

またいろいろわかってきたら、ブログに書いてみたいと思います。

今、世の中は「働き方改革」と言っています。
この「働き方改革」を実行するためにも、片付けの知識は必要になると思います。

また子育て中のママで、片付けができなくて困っている方や、
片付かないお家で過ごしているお子さんに悪影響が出ないか?を心配しています。

今回の話を参考にしてもらえると幸いです。

追伸
読んでもらってありがとうございます。

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